米国リミテッド・デュレーション運用戦略

米国リミテッド・デュレーション運用戦略

米国リミテッド・デュレーション運用戦略

 
 
概要

米国政府および政府系機関が発行する債券に分散投資することで、流動性を確保しながら、インカムの獲得と元本の保全を目指します。残存期間が5年未満の米国国債、社債、資産担保証券、住宅ローン担保証券に投資します。

 
 
運用手法
運用哲学

バリュー・アプローチに基づく運用哲学を採用しています。債券市場には非効率が存在する場合があると考えており、バリュー投資家として、市場が極端な予測を織り込んでいる状況を発掘し、これを投資機会として活用できるようなポートフォリオを構築します。伝統的な分析手法と革新的な技術を組み合わせることで、付加価値を創出し、対象セクター全般にわたってこれらの非効率性を活用することを目指します。

 
特徴
統合された運用アプローチ

定性分析と定量分析を運用プロセスの各段階で用いながら、徹底したクレジット分析を行います。

リサーチおよびポートフォリオ運用

戦略的な投資決定は、債券リサーチの最前線で継続的にリサーチを行い、この分野の実践的先駆者である経験豊富な投資プロフェッショナルからなるチームにより行われます。運用チームの全メンバーの意見が討議されることで、チームの最良の投資アイデアがポートフォリオに反映されるよう徹底します。

グローバルなリサーチ

リサーチと運用においてチーム・アプローチを重視することで、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(MSIM)のグローバル債券運用部門の洞察と専門知識を組み合わせて活用することが可能となります。MSIMのリサーチの約80%は社内で行われており、これを外部のリサーチが補完しています。

 
 
 
運用プロセス
1
マクロ分析

債券セクターへの配分については、トップダウン・アプローチを採用しています。まずはマクロ経済分析からスタートします。市場参加者は、ビジネス・サイクルやインフレ・サイクルと関連の深い金融政策、インフレ率、信用度などについて見誤る可能性があります。ファンダメンタルズ分析と定量分析を併用することでミスプライシングを発掘し、長期的に優れたリターンを達成することを目指します。ミスプライシングは、市場が過度に期待し、実現する可能性が低い場合にたびたび生じます。

2
イールドカーブ分析

市場価格から市場のインフレ期待と金融政策を割り出す、独自のターム・ストラクチャー・モデルを利用しています。これらの予想は、財政政策、金融政策、業況、および過去の前例を考慮して、イールドカーブの形状を判断するために、可能性の高いレンジと比較されます。

3
バリュエーション分析

ポートフォリオ運用チームが設定したリスク・ガイドラインを遵守するかたちで、銘柄を選択します。目標を達成するために、さまざまなリサーチ・チームが特定した割安な投資機会を参照します。ポートフォリオ・マネジャーはポートフォリオの目標を達成する最終的な責任を負っている一方で、運用ガイドラインに沿った銘柄選択を行うことに注力します。

4
ポートフォリオ構築

リサーチでは、可能な限り多くの割安な投資機会を特定することに重点が置かれます。非常に幅広い投資候補先を注意深く評価・比較したうえで銘柄を選択し、ポートフォリオを構築します。

Global-Fixed-Income-Commoning_ja
 
 
主な運用担当者  
Neil Stone
Neil Stone
 
Head of U.S. Custom Multi-Sector
Matthew Dunning
Matthew C. Dunning
 
エグゼクティブ・ディレクター
Eric Jesionowski
Eric Jesionowski
 
エグゼクティブ・ディレクター
 
 
 
 

リスクについて

受託資産の運用は、受託資産に組入れられた株式その他の有価証券等の価格変動リスクや株式その他の有価証券等の発行体の信用リスク等による影響を受けます。受託資産の運用による損益はすべてお客様に帰属し、元本が保証されているものではなく、元本損失又は受託資産に関して行われる取引に際し預託すべき委託証拠金その他の保証金の額を上回ることとなるおそれがあります。個別の受託資産ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、投資一任契約を締結する際には、契約締結前交付書面をよくご覧ください。

受託資産の運用に係る費用について

投資顧問契約及び投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に対して年率2.20%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかります。投資一任契約に基づいて投資信託を組み入れる場合は、投資する投資信託に係る費用等が投資顧問報酬に加えてかかる場合があります。また、一部の戦略では投資顧問報酬に加えて成功報酬がかかる場合があります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・オプション取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担頂いただく場合があります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用状況等により異なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。

当ページの情報は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社(以下、当社)が、投資一任契約においてご提供する運用プロダクトについての情報提供を目的として作成したものです。本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその正確性や完全性をお約束するものではありません。