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Caron's Corner
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2023年6月12日

リスクバランスは金融政策の引き締めよりも緩和に傾く

 
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リスクバランスは金融政策の引き締めよりも緩和に傾く



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リスクバランスは金融政策の引き締めよりも緩和に傾く

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2023年6月12日

 
 
  • 今週開かれるFOMCは注目の的となっている。同会合では、経済見通し(SEP)、そして特に話題を集めるドットチャートが発表される予定である。主なポイントは以下のとおりである。
  • ドットは上方修正される可能性がある。これは、6月に利上げを休止する可能性があるものの、FRB当局者が追加利上げの可能性をまだ大きく残しており、指標次第では再び利上げを決断することを示唆している。
  • SEPでは、インフレ、特にコア・インフレが根強いことから、FRBのインフレ予想が情報修正される可能性がある。ただし、FRBは2%の長期インフレ見通しを維持するだろう。
  • また、SEPは労働市場のより強気な予想を反映し、FRBは4.6%の失業率予想を見直して0.2~0.3%程度引き下げる可能性がある。
  • 米国については以上で十分だろう。
  • 世界各国の中央銀行は、インフレを目標まで低下させ、その水準を維持する政策を採用することに消極的である理由を正当化するために、「リスクのバランス」政策(成長とインフレ・リスクをバランスさせる政策)に移行する可能性がある。
  • その意味することは、相対的にではあるが、金融政策を引き締めるのではなく、緩和する政策であり、それがリスク資産に有利に働くということである。このような広い視点で眺めることは、投資判断に役立つ可能性がある。
 
jim.caron
グローバル・バランス・リスク・コントロール(GBaR)運用チーム
 
 

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