グローバル・クオリティ運用戦略
グローバル・クオリティ運用戦略

グローバル・クオリティ運用戦略

 
 
 
概要

集中投資型のグローバル株式運用戦略です。長期的に魅力的なリターンを創出しながら株主価値を増大(コンパウンド)させるという運用目的を達成するため、クオリティが高く、収益の回復力があり、有能な経営陣を有する企業に注目します。

35~55
標準的な組み入れ銘柄数
20~30%
標準的な売買回転率
80%以上
標準的なアクティブ・シェア
 
 
運用手法
運用哲学

投資には二つの基本原則があると考えています。第一に、長期的にリターンを上げる最良の方法は、利益を増大(コンパウンド)しながら、下落リスクを抑えることにあると考えます。第二に、クオリティの高い企業は長期にわたり堅調なリターンを達成することが可能であると考えます。通常、これらの企業は市場で支配的なポジションを築き、耐性があることに加えて、市場サイクルに影響されず、借り入れに頼ることなく高い投下資本利益率を上げることができる、強力で複製困難な無形資産を裏付けとしています。その他の特徴としては、優れた収益性、価格決定力、低い資本集約度、既存事業の成長可能性が挙げられます。

こうした企業は非常にまれです。経営陣のクオリティは最も重要であり、それを評価する際には、規律的に資本を配分しているという実績や、株主と一体となった報酬体系を導入していること等を確認します。

運用チームが主に懸念するのは、相対的なリスクではなく、恒久的な元本の毀損です。元本の毀損はリターン獲得の機会を失うことよりも悪いことです。運用チームは、トラッキング・エラー、短期的なマクロ環境のノイズや一時的な動きを懸念することはありません。むしろ、リスクを何よりも企業レベルで管理し、リターンを低下させる要因となるフランチャイズ(優位性)リスク、規制リスク、経営リスクのある企業を避けることを目指します。また、クオリティの高い企業を割高な水準で購入するリスクも存在します。そのため、運用チームは厳格なファンダメンタルズ分析を継続的に実施し、各企業の適正価格を評価します。運用チームの調査および運用哲学に基づくと、当運用戦略のクオリティ基準を満たす企業は約200~250社しか存在しません。

 
特徴
ディフェンシブな特性

運用チームの分析では、クオリティの高いコンパウンダーは、強力なフランチャイズ、潤沢かつ反復性のあるキャッシュフロー創出力、低い資本集約度、財務レバレッジは必要最低限に使用するなどの特徴を持ち、過去の実績ではどの市場サイクルでも優れた調整後リターンを残しています。

長期投資

長期投資により、類まれなこれらのクオリティの高い企業が、財務特性を生かし、十分に管理された無形資産を活用し、長期的に株主利益を増大させることを目指します。当戦略の売買回転率(年率)は20~30%となっています1

リスク管理

クオリティの高いコンパウンダーは景気の変動の影響を受けにくい一方で、株式インデックスにはリスクが内在していると考えています。リスクの評価を相対的に行うことで、損失機会を捉え損なう可能性があります。したがって、元本の毀損を最小限に抑え、優れたフランチャイズに着目する一方で、経営のクオリティ、財務の健全性、またはバリュエーションの悪化を示す企業を回避するよう取り組みます。

 
 
 
運用プロセス
1
定量分析

クオリティの高さを導くと考えられる財務指標を用いて銘柄のスクリーニングを行います。選別される企業は、反復性のある収益、高い売上利益、低い資本集約度を背景に、EBITAマージンのボラティリティを低く抑えつつ、安定的に高い投下資本利益を創出しているという特徴を有します。

2
定性分析

投資候補銘柄のクオリティ特性を評価します。前述の通り、事業のクオリティと耐性、財務健全性、業界における地位、経営陣のクオリティに特に注意が払われます。運用チームのメンバーにより社内向け分析レポートが作成され、ポートフォリオ・レビュー会議で議論されます。このレポートには、フランチャイズと経営陣のクオリティの評価、投資案件の強みとリスク、経営陣との面談で得た洞察、様々な想定に基づき導出された実績および予想主要財務指標、株式のバリュエーション評価が含まれており、投資を開始すべきかを決定します。また、ポートフォリオが保有する銘柄のモニタリングにおいても同様のファンダメンタルズ分析が用いられます。

 
 
運用担当者
インターナショナル・エクイティ運用チーム責任者
マネージング・ディレクター
エグゼクティブ・ディレクター
エグゼクティブ・ディレクター
エグゼクティブ・ディレクター
Executive Director
エグゼクティブ・ディレクター
エグゼクティブ・ディレクター
ヴァイス・プレジデント
 
 
 
 

1:この数値通りとなる保証はありません。

リスクについて

受託資産の運用は、受託資産に組入れられた株式その他の有価証券等の価格変動リスクや株式その他の有価証券等の発行体の信用リスク等による影響を受けます。受託資産の運用による損益はすべてお客様に帰属し、元本が保証されているものではなく、元本損失又は受託資産に関して行われる取引に際し預託すべき委託証拠金その他の保証金の額を上回ることとなるおそれがあります。個別の受託資産ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、投資一任契約を締結する際には、契約締結前交付書面をよくご覧ください。

受託資産の運用に係る費用について

投資顧問契約及び投資一任契約に係る投資顧問報酬として、契約資産額に対して年率2.16%(税込)を上限とする料率を乗じた金額が契約期間に応じてかかります。投資一任契約に基づいて投資信託を組み入れる場合は、投資する投資信託に係る費用等が投資顧問報酬に加えてかかる場合があります。また、一部の戦略では投資顧問報酬に加えて成功報酬がかかる場合があります。その他の費用として、組み入れ有価証券の売買手数料、先物・オプション取引に要する費用、有価証券の保管費用等を間接的にご負担頂いただく場合があります。これらの手数料等は契約内容、契約資産の額、運用状況等により異なる為、事前に料率、上限額等を示すことができません。

当ページの情報は、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社(以下、当社)が、投資一任契約においてご提供する運用プロダクトについての情報提供を目的として作成したものです。本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその正確性や完全性をお約束するものではありません。